髪のためにヨウ素を不足させない食生活を心がけて

■ヨウ素で薄毛予防!ヨウ素がたっぷりな食材を使ったレシピ

ヨウ素は体内に10mgほど存在し、そのほとんどが甲状腺に集中して、甲状腺ホルモンの成分となっています。日本は海に囲まれていて、海藻や魚介類を食べますし、昆布でだしをとることも多いので、ヨウ素が不足することはまずありません。むしろ、ヨウ素のサプリメントで甲状腺が肥大した例がありますので、過剰症のほうが起きやすいです。

しかし、髪の毛にはヨウ素やタンパク質が大切です。食品で摂っている限り、取りすぎはよほど毎日大量に取らないと考えられないので、サプリメントではなく献立の中に海藻や魚介類を取り入れるようにして髪を活き活きと保てるといいですね。

乾燥わかめは少量の水で戻りますので、ちょっと味噌汁やスープにそのまま入れれば、数分後には柔らかく戻ります。サラダにも加えるといいでしょう。ひじきも、煮物だけでなく戻したものをお浸しやサラダに加えると手軽に使えます。その他卵焼きやオムレツに混ぜたり、ハンバーグの種に混ぜたりするのも1つの方法です。乾燥わかめを台所に常備しておくと、いろいろな料理に使えて便利です。ほんの少しの工夫で簡単に摂取できます。

電子レンジで簡単にできて、タンパク質も髪に良いヨウ素もしっかり摂れる、わかめを使った魚料理をご紹介します。

<たらのわかめ蒸し>材料は2人分です。たら2切れ、酒大さじ2、生わかめ(もどしたもの)20g、しめじ2分の1パック、卵白1個分、片栗粉大さじ2、調味液(酒大さじ1、しょうゆ・酢各大さじ2)です。

まず、たらを一口大に切ります次に、わかめをざく切りにし、小房にわけたしめじと一緒にたらと混ぜ、ほぐした卵白を加えます。耐熱皿にたらを並べ、酒をふってラップをし、電子レンジで約8分加熱します。混ぜた調味液をかけてできあがりです。キレイな器にこんもりと盛り付けると、料亭風の一品になります。材料も手軽に手に入る安価なものばかりです。

>>電子レンジを使った「豆乳わかめスープ」のレシピ



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