髪のために昆布を食べるのは含まれたヨウ素が理由

■昆布はやっぱり薄毛に良かった!昆布を毎日継続して食べるためのレシピ

昔から日本では、昆布は髪に良いものとされています。これは、昆布の海中に漂う様子が豊かな髪を連想させたことを発端とする俗説と考えられてきました。

ところが、近年になって、昆布と薄毛改善の関係を科学的に調査した結果、昆布に含まれるヨウ素が、人体の新陳代謝を促す重要な成分であることがわかってきました。

髪の毛というのは、タンパク質で生成されています。したがって、タンパク質の新陳代謝を促すヨウ素は、毛根にもよい影響を及ぼし、薄毛の改善に役立つのです。もちろん、ヨウ素だけを摂取していれば薄毛が解消されるわけではなく、髪の元となる良質なタンパク質や、その他のミネラルも欠かすことはできません。

食事が欧米化し、海藻類を取る機会が日本人でも少なくなってきましたが、海藻類はヨウ素だけでなく、その他のミネラルや繊維も豊富に含んだ非常に健康的な食品です。薄毛を改善するのみならず、健康的な肉体を作るためにも積極的に摂取することが大切です。

髪に必要なヨウ素を含む食材として名高い昆布を使ったレシピを紹介します。ヨウ素は、水にはあまり溶けないので、昆布そのものを食べることが肝心です。今回紹介するのは、大豆との煮物です。まず、昆布を千切りにして水で戻します。千切りにするときは、キッチンバサミを使うと簡単にできます。

そこに、水煮の大豆とひたひたになる程度の水と、醤油と砂糖を1:1になる程度、そして酒とみりんを少々入れて味がしみるまで煮込みます。水かさが減り、なべの底が見えるようになったら完成です。味がしっかりしみて、冷めてからもおいしいので、お弁当にも入れることができます。何より、大豆のタンパク質と海藻類のミネラル、ヨウ素がしっかりと含まれているので、髪にも理想的です。

このページの先頭へ