髪にシステインが重要とされる理由について

■目を酷使している現代人は薄毛になりやすい?システインを補給できるレシピ

システインと聞いてもパッとこない方は少なくありません。実は、髪にとても重要な栄養素なのです。

髪は、タンパク質で合成されており、タンパク質が欠乏すると髪に悪影響が出ます。タンパク質は様々な種類から成り立っており、その中でも一番含まれているのが、システインとされています。その含有量は、14~17%もあるのです。役割としては、ケラチンを結びつける働きをしています。このケラチンとは、皮膚、爪、髪を構成する成分であるタンパク質のことです。

最近、パソコンやゲームなどといった目を酷使する作業が多い世の中となっており、目が疲れた経験をされた方も少なくないはずです。この目の疲れを守るために、実は、システインが使われてしまうので、目の疲れから薄毛につながるなんてことが起きてしまうのです。

このことから日本人のほとんどは、システイン不足であると言えるでしょう。一日の摂取量目安は、体重1kg当たり12~14mgとされいるので、体重60kgで720mg~840mgが目安でしょう。しろさけ(筋子)150gが目安です。

いくら丼でシステイン補給、髪が元気になるレシピの紹介です。材料の用意をします。生筋子300g(2人前)、大葉1/2枚、もみ海苔適量、塩大さじ1、醤油50~60cc、酒大さじ3、みりん大さじ1です。

手順です。鍋または、ボールにお湯をはり、塩を入れいくらを優しくほぐしていきます。この時あまりほぐしすぎると、いくらが傷んでしまいますので程々にします。ほぐす時は、1粒1粒意識して皮からはがすようにするとよいでしょう。

ほぐし終わったら、水でざっと洗い、ざるに移して30分を目安に水切りを行います。この間に酒とみりんを小鍋にアルコールを飛ばしておきます。3~4分を目安に火を止め、冷やしましょう。その後、いくらと醤油を一緒にいれ漬け込みます。漬け込み時間は半日から1日くらいです。漬け込みが甘いと味にムラが出ますので、我慢しましょう。漬け込み終わったらご飯に大葉、もみ海苔と一緒にを乗せて完成です。

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