ミノキシジルの個人輸入は危険?

ミノキシジルの個人輸入は危険ミノキシジルはドラッグストアや薬局で購入できるのは、今は外用薬の大正製薬リアップしかありません。また、ミノキシジルは長期間使用することになりますから、コスト面を考えても海外で認可を受けたミノキシジルの方がたしかに格安で購入出来ます。

海外のミノキシジルは病院やクリニックでも処方してもらえますが、診察や検査を受ける必要がありクリニックによっては検査結果が出るまで1~2週間ほど待たなければいけないところもあります。そういった手間を省き、さらに格安に購入できるインターネット通販があり、処方箋も不要のため最近では利用する方が増えています。

ただし個人輸入品にはいくつかの危険が潜んでいるので、よく知っておきましょう。

個人輸入品に潜む危険

▶其の1〜副作用〜
ミノキシジルは少なからず副作用が出てしまう可能性があります。そのため医師の診察を受け、適量を処方されます。ですが個人輸入だと医師の診察を受けなくても購入できるため、血圧をコントロールする薬を飲んでいる方、低血圧の方、心臓疾患がある方などが安易に購入・使用すると副作用が強く出てしまうことがあります。
▶其の2〜偽造品〜
インターネット通販などで販売されているミノキシジルには偽造品が多く出回っています。偽造品にはどのような成分が配合されているのかまったく分かりません。ミノキシジルの濃度もまちまちですので効果が出るかも不明です。効果が出ないだけならまだお金を損するだけで済みますが、危険なのは副作用が強く出てしまうことです。
▶其の3〜悪徳業者〜
インターネット通販などの場合、写真とは違うミノキシジルを送ってきたり、お金を支払っても商品が届かないなどのトラブルもあります。偽造品と分かっていて販売している業者もありますので販売業者選びは重要です。
▶其の4〜補償〜
ミノキシジルは医師が処方しても副作用が出てしまう可能性があります。ただ万が一、・クリニックで処方した結果、副作用が出て入院や死亡した場合には、医薬品副作用被害救済制度があり医療費などの給付を受けられます。通販で購入した場合にはたとえ正規品を購入しても自己責任となるため対象外になってしまいます。返金保証あり、というサービスを行っている販売業者もありますが、副作用が出てしまっては商品代金のみ返金してもらったところで意味がありません。

病院やクリニックも費用が高いとは限らない

ネットで購入したいという理由はやはりコスト面と手軽さでしょう。わざわざ病院やクリニックに行ってカウンセリング・検査で何時間もかかり、しかも処方されるのは検査結果が出る1~2週間後。その後も1ヶ月ごとに診察・検査を受けて、となると非常に時間もかかりますし、その度に薬代の他に診察料も掛かるのですから。

ただ、全ての病院やクリニックの費用が高く、時間がかかるとは限りません。薬自体の価格も1ヶ月で1,000円~2,000円程度です。診察料も再診料は無料というところも多いですし、初診料すら掛からないところもあります。検査はオプションというクリニックもあるので、来院から数分で処方してくれるのです。

個人輸入の場合は偽造品をつかまされる、商品が届かない、となれば大幅に損をしてしまいますし、副作用が強く出てしまった場合にはクリニックに通わなければいけないケースもあります。

そのような付随するコストを考えたら、安心して使用できる病院やクリニックに通ったほうがトータル的に考えたら安いかもしれませんね。

一番安心できるクリニックとは?

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